■実際に乗船してきました・・・クルーズ体験談
西地中海クルーズ乗船記 ~ボイジャー・オブ・ザ・シーズ~
吉田 匡雄様・恒子様
私達は10月19日関空発のルフトハンザでスペインバルセロナに到着、観光の後10月21日から28日まで8日間豪華客船Voyager of the seaに乗船、西地中海クルーズに参加した。クルーズに参加するのは2回目で、前回は8年前の1998年に東カリブ海クルーズ8日間の近畿日本ツーリストのツアーに参加した。
今回は私達の金婚式と喜寿の祝いを記念してのクルーズで、他の行事との関係から日程を早く決定したいと考え、JSTの井並さんに相談したところ薦められたのがこの企画であった。その上早く予約すると割引制度があって半額程度になることも教わり、さっそく申込をした。 (半年以上前に)その代わりこれで参加すると全部個人ベースで処理することになるのだが、2回目だから大丈夫だろうと肚を括った。
クルーズの1ヶ月前に代理店からガイドブックと部屋番号記載の荷物用タグが送られてきた。それに従って事前にインターネットで乗船手続きを進め、SetSailPassをコピーしておいたので、当日の乗船はスムーズに短時間で済ますことが出来た。
その際にSeaPassというカードが渡され、顔写真を撮影、カードにメモリーされる。それ以降船内での決済は全てこのカードでなされることになる。カードにはこの他に航海中のダイニングルーム名とテーブル番号・食事時間が記載され決められている。
クルーズは出港日の12時から乗船でき、その夜出港し次の寄港地に早朝7時に投錨、1日停泊して夜7時に出港という航海を続ける。寄港地はマルセーユ、ヴィルフランシュ(ニース・モナコ)、リボルノ(フィレンツェ・ピサ)、チビタベッキア(ローマ・ポンペイ)、ナポリであり、 それぞれの港では船主催のいくつかのバスツアー(有料)があり、それに参加する。(残念ながら日本語のツアーはなかった。)
最終日はナポリを出港してまる1昼夜クルージングで翌朝7時にバルセロナに帰港する事になる。前回は終日クルージングの日が3日間あったが、今回は1日だけなので、ゆっくりと船内の色んな設備や催し物、 映画などを楽しみたい為、チビタベッキアでは前にローマとポンペイに行っているので下船せず、船内でミニゴルフや卓球、プールでの水泳や映画を楽しんだ。
船内では英語の新聞が毎日発行され、それには分刻みでいろんな催し物が記載されている。食事の後はアイスショーをはじめダンスショー、トークショー、ラインダンスなどが楽しめる。またダンスホール、フィットネスセンター、スパ/ビューティーサロン、ジョギング・トラック、24時間営業のカジノなどいたれりつくせりの設備が整っている。クルーズの最後の夜はFarewell Showがあり、船長の挨拶と歌が披露された後アクロバットの踊りとマジックショーがあった。その後、船の中央のロイヤルプロミナードで船のスタッフによるWorld Paradeが行われた。
前回と今回のクルーズを比較してみると、客船のサイズ、人数は今回の方が1.5倍程大きく、多かったが、一番強く感じたのは前回は8年前でクルーズが流行り出した頃であったかもしれないが、前回はよりゴージャラスで今回はよりポピュラーになっていたことである。
具体的に言うと、乗船客が今回は子供連れが多かったこと、次にクルーズではドレスコードがフォーマルデイ、セミカジュアルデイ、カジュアルデイと決められていて、服装に頭を悩ますのだが、前回はそれがきちんと守られていたのに、今回は守らない人がかなりあったことである。船客のサイズが大きくなり、人数確保のためにプライスの引き下げや一般の所得水準のアップにより、よりポピュラーになって来たのであろうか喜ばしいことである。
クルーズの前後にスペインのバルセロナ、マドリッドの観光も出来て、楽しい想い出の一杯詰まった13日間であった。

地中海クルーズに乗ってきました ~コスタ・メディタラニア~
中川 敦夫(ジェイエスティ名古屋)
行ってきましたヨーロッパ地中海クルーズ! 抜けるような青空と、濃紺やクリーミーブルーなど海域によって微妙に色を変える美しい地中海、そしていつも船を盛り上げてくれる陽気なクルーズスタッフに囲まれて、本当に素晴らしいクルーズライフを過ごしてきました。
今回私が乗船したのはヨーロッパ最大手の定期クルーズ会社、コスタ社の新造船「コスタ・メディタラニア」です。出航港であるイタリアのジェノバ港で初めてその姿を目にした時は、長さ292m、高さはビルの15階、2,500人乗りで85,000tという巨大な船体の迫力もさることながら、太陽の光を受けてキラキラと輝く真っ白な船体と地中海をイメージしたというブルーの窓がまぶしくて、本当に感動しました。

このクルーズのスタイルは、一言でいうと「陽気なイタリアンカジュアル」といったところでしょうか。私も乗船するまではヨーロピアンクルーズというと少し堅苦しいヨーロッパの社交場のようなイメージを持っていたのですが、そこはやはりラテンのお国柄、昼間はTシャツ、短パンでビュッフェを楽しんだり、プールに入ってサンデッキでゴロゴロしたりと好きな時に好きなことをして気楽に過ごします。夜になるときちんと革靴をはいてダイニングルームへ向かうのですが、これもおしゃれを楽しむのが目的であって、食事が始まると陽気なスタッフがカンツォーネを歌ってくれたり、ラテンの踊りを披露してくれたり、それに合わせて乗船客も歌い始めたり、ナフキンをぐるぐる回し始めたりと、毎日違う演出で楽しませてくれました
行程は、ジェノバを出航した後、ナポリ、チュニス、マヨルカ島、バルセロナへ寄港して再びジェノバへ戻ってくるというものです。それぞれの寄港地では下船して観光する時間もあり、ナポリからはカプリ島の青の洞窟へ行き、アフリカ大陸のチュニスでは2,000年以上前の古代カルタゴ文明の遺跡を訪ね、マヨルカ島ではヨーロッパ屈指のビーチリゾートを楽しみ、バルセロナでは奇才アントニオ・ガウディの建築群に息を呑んだりと、ヨーロッパクルーズならではの多彩な国の文化や人に触れることができ、船での生活と同じくらいに素晴らしい体験ができました。
今回の旅行を通して本当に感じたこと、それはクルーズ旅行は決して特別なものではない、ということです。「海外旅行の一つのスタイル」として考えるようになりました。船という生活の場がそのまま移動し、安全に次の目的地へ運んでくれる、そしてその一種の閉塞空間に多国籍の人が集まり、今回であればイタリアンスタイルを生活の基本においてクルーズ期間を共に過ごす。この事で得られる理解や体験は、クルーズならではの味わいなのではないでしょうか
皆さんも是非このカジュアルでおしゃれなヨーロッパクルーズを体験してみてください。きっと海外旅行のおもしろさや楽しみ方が、今よりもっともっと深まると思いますよ!





